うすい缶に入ったビスケットです。
大正時代のビスケットですから今のように甘いものではなかったよう ですね。
このカルケットで特筆すべきは、ふたの裏側です。 ここに書かれたキャッチフレーズが印象的です。
「カルケットを常用すれば 歯と骨が丈夫になる。
感冒(かぜ)をひかぬよふになる。
妊婦(みもち)は悪阻(つわり)にならぬ。
小児は殊に発育がよくなる。
毛髪や皮膚の色艶(いろつや)が美麗になる。
結局長寿が保てる」
良いことづくめです。何としても食べねば!という気にさせられます。
今こんなキャッチフレーズがあったら・・・?少し問題になってしまうかもしれませんね。