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明治時代、今のようなレジや電卓はもちろんありませんでした。
品物の代金の計算に 活躍したのがそろばんです。写真のそろばんは明治~昭和中期まで、
実際にお店で 使われていたものです。よく見ると5つ玉であることが分かります。
当時のそろばんは 5つ玉がポピュラーで、今のように4つ玉になったのは昭和20年代頃の
ことです。 チーンというレジの機械の音ではなく、パチパチと指ではじくそろばんの素朴な音から
想像できる昔の買い物風景には、何となくのんびりした時間の流れを感じますね。