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こちらもねりきり用で、模様を作るための型です。 写真では分かりにくいかも知れませんが、ひし形模様、格子模様などの図柄が細かく彫られて います。木型の材料には主に桜の木が使われました。木型は判子と同じように絵柄を反対に彫るのですが 曲線や深さをなめらかに表現することを求められる職人技です。また、コンと打った時に和菓子がきれいに 抜けなければなりません。出来あがったものは砂糖を型に詰めて打ち出し、その出来を調べたそうです。